熱が出ない扁桃炎の症状もある

食べ物を飲み込む際に痛みを感じるようになったり発熱がある場合、多くの方は風邪をひいてしまったと感じている方が大半です。
そのため早めに市販薬の風邪薬を飲むなど対策をきちんと行っている方は少なくありません。
しかし薬を飲んで安静にしていたとしても、一向に痛みが改善しないなど治りが悪い場合は風邪ではなく、のどの入り口当たりにある扁桃と呼ばれる部分が炎症を起こしている『扁桃炎』の可能性がぐっと高くなると言われています。

この症状は人によっては自然治癒で病院に行くことなく改善につながる場合もあれば、定期的に扁桃腺が腫れるなど慢性化して症状が繰り返してしまうという人も少なくありません。
扁桃炎は基本的に安静にしていれば治癒する症状だと言われていますが、症状が悪化してしまうと膿が蓄積してしまい手術をしないと完治が難しいといった危険な状態になる可能性が出てくる可能性があります。
症状の進行によっては腎炎の引き金になってしまう恐れもあるため症状を軽く見ずに、定期的に炎症を繰り返す場合は早めに耳鼻咽喉科などの医療機関に相談をすることをおすすめします。

扁桃炎を重症化させてしまう方の多くは、風邪の症状だと勘違いしてしまうことが大半だとされています。
そもそも扁桃腺が腫れてしまうのは空気中の病原菌が鼻や喉、扁桃腺に付着することで病原菌が増殖してしまうことが原因です。
特に冬の空気が乾燥しやすい時期は、口の中の水分量が不足して喉に病原菌が付着した際に唾液などで洗い流すことができなかったりすることが重なり、増殖を進行させてしまう悪循環を引き起こします。

扁桃炎が起こる原因として挙げられるのが、喉の乾燥だとされていますが、のどの乾燥以外にもストレスや風邪による免疫低下、疲労感の蓄積といった普段の生活習慣が大きく影響しています。
免疫反応が原因とされるので、人によっては熱が出ないけれど、扁桃腺が腫れてしまうといった症状になる方も少なくないのです。

様々な扁桃腺による病気を知る

扁桃炎は基本的に扁桃腺が腫れている状態なので、急性的な炎症を伴っている場合は発熱を起こしている可能性があります。
しかし症状によっては熱が出ない状態で扁桃腺が腫れる可能性も十分にあるので、自分の症状をきちんと確認した上で、通院してきちんと治療を行うか、様子を見て自然治癒をさせるか決めるようにすることが大切です。

また扁桃炎の症状には様々な種類があるので、自分の状態を見極めるためにもどのような症状があるのか知っておくこともおすすめです。
まず挙げられる症状の一つが咽頭炎です。
のどの粘膜部分にウイルスや最近が付着することで感染する症状で、炎症が起こっている状態を指します。
喉が強く痛み痰が絡むようになることが特徴の症状です。
扁桃腺は腫れていても痛みや熱が出ない場合はこの症状が圧倒的に高いと言われているのです。
咽頭炎は基本的に水分を取り安静にしていれば自然治癒が可能ですが、炎症が悪化すると喉が化膿して扁桃腺に白い斑点が付着し扁桃炎を引き起こす危険があるので注意が必要です。

次が急性扁桃炎です。
この症状は風邪の症状が続くことで薬を服用してもなかなか症状が改善しない場合に挙げられる病気です。
扁桃炎は初期症状が風邪に似ているため悪化するまで気づくことができない特徴を持っています。
38~40度近い高熱を伴いのどが痛んだり、赤く腫れてしまうことで食べ物や飲み物、唾液なども飲み込むのが難しくなる特徴を持っています。
高熱による頭痛や関節痛、悪寒などの症状や首のリンパが腫れてしまうことで耳が痛くなる可能性もあります。

通院することで、適切な処置を受けることができることから、どうしても我慢ができない場合は早めに医療機関に相談をすることをおすすめします。